概要:
ラズベリー・パイとその専用カメラ,オープンソースの画像処理ライブラリ OpenCVを利用して,色合いや形状,明るさ,動き,顔,サイズの検出を行います.さらにこれらを組み合わせて,通行者の人数やスクワットの上下回数などを検出します.
本書は月刊『Interface』2019年7月号の特集「カメラで測る 画像センシング[ラズパイ・カメラ便利帳付き]」の内容を再編集・加筆してまとめたものです.
目次
●イントロダクション カメラによる画像センシングで広がる世界
■産業分野
■ロボット
■施設
■自動運転
■社会福祉
●Appendix 1 実験に使うもの
■実験環境
■ラズベリー・パイの操作
●Appendix 2 体験用ラズベリー・パイの準備
■ソフトウェアとライブラリのバージョン
■インストール
■OpenCVでPiカメラを使えるようにする
■プログラムを試す
●Appendix 3 パソコンだけでも体験できます
■画像処理ライブラリOpenCVのインストール
■開発環境Visual Studioのインストール
■サンプル・プログラムの試し方
●Appendix 4 最低限おさえておきたい画像処理
●第1部 基本の画像処理
1-0 プログラムと画像データ
1-1 カラー画像のグレー・スケール化
1-2 グレー・スケール画像の2値化
1-3 基本図形や文字の描画
1-4 画像をぼかす平滑化
1-5 円の検出
1-6 楕円フィッティング
1-7 色によるマスク処理
1-8 いろいろなマスク処理
1-9 明るさヒストグラム
1-10 特徴点検出
1-11 画像マッチング
1-12 背景差分を使った画像認識
1-13 ターゲットを探すカスケード分類器
1-14 テンプレート・マッチング
1-15 識別の前処理で広く使えるモルフォロジー変換
●第2部 カメラで画像センシング
2-1 対象物の長さを測る
2-2 往復運動の回数をカウントする
2-3 侵入を検知する
2-4 通過物を数える
2-5 監視カメラを作る
2-6 ターゲットの接近を検知する
2-7 人数を数える
2-8 文字や数字を見つける
2-9 車のブレーキ・ランプを検知する
2-10 路面の白線を検知する
●第3部 覚えておくと便利なワザ
3-1 指定部分に背景を合成する「クロマキー合成」
3-2 画像の明暗を判定しノーマル/赤外線カメラを切り替える
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参考価格: 1760円
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